自然農法の実際

土づくり

*ここでは、雪ふる里村の行なっている「炭素循環農法」における土づくりの実際についてご説明します。

  • 肥料でなく高炭素資材(草・キノコ廃菌床・チップなど)を鋤き込むため10cm以下に混ぜ込みます。10cm程度ならば、微生物などの生態に問題はありません。(自然の状態では、経済性を持った収穫を目指すには微生物が少なく養分も少ないので、高炭素資材を鋤き込んで微生物を増やし養分も多くする。)
  • 基本的には除草しませんが、植物に日が良くあたり光合成に支障がない程度の草の調節は必要です。(短く切るなど)その草は、畝間に敷いたり草マルチにしたりします。やがて昆虫が草木の死骸を食べて糞を出し、その糞を微生物が食べて食べカスや糞,彼らの死骸が作物の養分となり土を豊かにしてくれます。
  • 殺菌剤・殺虫剤・くんじょう剤・除草剤など農薬と呼ばれるものは使用しません。
キノコ廃菌床とは・・・?

キノコ菌は木材腐朽菌(機能)・白色糸状菌(形態)と呼ばれ、カビなどと同じ菌類の(分類学上狭義の)仲間で子実体(キノコ)を作るものを指します。

栽培種には培養期間の長いブナシメジやシイタケ、比較的短いマイタケやナメコ、短いエノキタケ、エリンギタケ、ヒラタケなどが主なものです。

キノコ栽培の人工培地は単に菌床とも呼ばれ、培地の基材には、オガコ(針葉樹、広葉樹)やコーンコブ(トウモロコシの芯)、豆殻などがあります。栄養剤として重量比で20%~50%程度の糠類やオカラなどが使われます(コーンコブ、豆殻は栄養剤としての作用もある)。

培地は材料を混合、水分を加え調整し、ビンや袋詰めにして蒸気で殺菌(加圧120度または常圧100度)。冷ましてから無菌状態で、種菌(菌糸体)を接種し培養。10~20日程で培地全体に菌糸が蔓延します。

一定の培養期間と菌体重量になるとキノコが発生。早い種類では培養開始から30日。遅い種類で120日ほどでキノコが収穫できます。この使用済み培地が廃菌床(培地)です。

メリット

  • 肥料代・肥料作り不要 作業にゆとり
  • 強靭な作物⇒極端な天候変化や生理障害に影響されない

デメリット

  • すぐに結果がでない
  • 実施者が少ない、周囲に理解されにくい

  • 余分な味がなく強烈なインパクトはない
  • 他のアクがなくなり柔らかで煮えやすい
  • 辛み・青臭さ・癖の強い味・香りがやわらぐ
  • 葉は柔らかくしなやかで簡単に折れない
  • 長期保存可

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